
A.M.バッハの年代記
Art Week Tokyo 2026の開催にあわせ、International Potato Institute(IPI)とCineYamaが共同でお届けする特別上映イベント。
12:00から、シェフ・五十嵐創による上映前の特別ランチ「里山のひとくち」を開催。里山の風土や食文化、季節の味わいをお楽しみいただいた後、14:00から現代美術家ケン・オキイシの新作実験長編映画『A.M.バッハの年代記』を上映します。上映終了後には、作家本人を迎えたアーティストトークを行います。
作品紹介
ケン・オキイシの新作実験長編映画『A.M.バッハの年代記』には、フランスのチェンバロ奏者ジャン=リュック・ホーが出演する。しかしホーは、J.S.バッハの役を演じることを一貫して拒み続ける。
オキイシは、こうして歴史上の人物を再現するという前提が放棄された状況を受け入れ、プロデューサーのジャンヌ・グラフが幼い子どもに授乳する姿を撮影し始める。その場では、ガブリエル・シェンカーとのダンスのリハーサルが行われ、ラジオからはホーによるバッハの演奏が流れている。
舞台となるのは、スイス・ローザンヌのスイス連邦工科大学(EPFL)にある、建築ユニットSANAAが設計した建築空間。そこでシェンカーは、ジュラ山脈で収録されたホーのコンサートのライブ音源を、身体を通して表現する。バロック建築の構成原理を根本から捉え直すようなこの試みは、社会的な空間、音を聴くという行為、そして私たちが歴史やエントロピー、結びつきをどのように経験するのかという問いのあいだに、新たな関係性を浮かび上がらせる。
ケン・オキイシによるアーティストトーク
上映後にはケン・オキイシ本人が登壇し、作品の制作背景や自身の表現活動について語ります。
国際的に活動するケン・オキイシの前作『Vital Behaviors』は、2021年にニューヨーク近代美術館(MoMA)で初公開されました。これまでにホイットニー美術館やポンピドゥー・センターをはじめ、世界各地の美術館、ギャラリー、映画館で作品を発表しています。
里山のひとくち
シェフ・五十嵐創による特別なフードプログラム
森、田畑、集落が寄り添う里山の伝統的な食文化から着想を得て、シェフの五十嵐創が、季節の食材や地域の味を意外な組み合わせで再解釈した小皿料理を提供します。
メニュー例
酒饅頭 × カブの古漬け ジャガイモ × 柚子 ニジマス × 柿 ジビエ × 金木犀 梅 × 生姜 × おはぎ ほか、季節の小皿料理
お好きな小皿料理6皿 — 1,500円 追加1皿 — 300円
ドリンク
里山の草花や地元の湧水を生かしたボタニカルモクテル、発酵飲料、季節のドリンクをご用意。山梨県産ワインや柚子ワインもお楽しみいただけます。
ワイン以外のドリンク — 各500円
※フード・ドリンクは上映チケットとは別料金です。
当日のスケジュール
12:00 — 上映前ランチ「里山のひとくち」(シェフ・五十嵐創) 14:00 — 『A.M.バッハの年代記』上映 上映終了後 — ケン・オキイシによるアーティストトーク
主催:International Potato Institute(IPI) 共同企画:CineYama