ヘルシンキの静かな通りに、サチエがひとりで開いた小さな食堂。メニューはおにぎり。何週間もお客は来ない。やがて、フィンランド人のアニメ好き青年、行き場を失ったふたりの日本人女性、そして街の人々が少しずつ集まり始める。荻上直子監督が描く、食べものという言葉、孤独という出発点、そして人が自然と集まる場所の静かな魔法。